日帰り手術について

日帰り手術について

えの眼科クリニックからのメッセージ

えの眼科クリニックでは、麻酔科専門医の立会いのもと、全身状態を管理しながら手術をしています。麻酔科専門医がいることで、安心して手術を受けていただけます。
また、術後に必要な眼帯や点眼ケース、清浄綿などをひとまとめにして、えの眼科クリニックオリジナル袋に入れてご購入いただいています。

日帰り手術について

えの眼科クリニック手術統計
(2021年~2023年)

2021年 2022年 2023年
白内障手術 796 844 867
多焦点レンズ 111 134 138
網膜硝子体手術 143 144 148
疾患内訳
・黄斑疾患:99
・網膜剥離:16
・硝子体出血・混濁:7
・黄斑下血腫:3
・増殖糖尿病網膜症:3
・眼内異物:1
・その他:14
・黄斑疾患:77
・網膜剥離:17
・硝子体出血・混濁:20
・黄斑下血腫:2
・増殖糖尿病網膜症:4
・その他:24
・黄斑疾患:82
・網膜剥離:18
・硝子体出血・混濁:13
・黄斑下血腫:3
・増殖糖尿病網膜症:4
・その他:28
緑内障手術 53 45 59
術式内訳
・MIGS:39
・線維柱帯切除術:13
・バルベルト:1
・MIGS:25
・線維柱帯切除術:20
・MIGS:52
・線維柱帯切除術:7
涙道手術 89 97 117
術式内訳
・内視鏡手術:82
・涙嚢鼻腔吻合術(DCR):7
・内視鏡手術:90
・涙嚢鼻腔吻合術(DCR):4
・先天鼻涙管閉塞開放術:4
・内視鏡手術:113
・涙嚢鼻腔吻合術(DCR):2
・先天鼻涙管閉塞開放術:2
有水晶体眼内レンズ(ICL)
/アドオン
4 11 22
翼状片手術 15 16 20
瞼の手術 55 61
92
(眼瞼下垂・内反症・霰粒腫含)
霰粒腫 18 27 -
結膜手術 16 11 15
角膜内皮移植(DSAEK) 2 1 2
斜視手術 1 1 2
その他 7 10 19

※レーザー治療、硝子体注射は除く

2021年 2022年 2023年
抗VEGF注射・
ケナコルトテノン
嚢下注射
192 182 195

当院で行っている主な手術

えの眼科クリニックでは、上記以外の手術も執り行っています。主治医にご相談ください。

手術室全景

当クリニック手術室全景

白内障手術

水晶体再建術(白内障手術)は点眼麻酔(目薬による麻酔)にて、約5分~10分ほどで終了します。痛みの心配もほとんどありません。えの眼科クリニックでは、最新の手術機器をそろえています。

手術を受けられる患者様には、これまで以上に精度の高い良好な結果がもたらされるように、えの眼科クリニックでは術中イメージガイダンスシステム(ORA SYSTEM™ with VerifEye™ lynk)を導入しました。このシステムのもつAI機能により、全世界の200万眼を超えるデータが、えの眼科クリニックへ手術中リアルタイムにもたらされます。

他の医療施設にはない最先端かつ高性能の機器を導入したのは、より質の高い治療を患者の皆様へ提供することが私たちの目標のひとつだからです。

使用機器

白内障手術マシーン:Alcon Centurion®

白内障手術マシーン:
Alcon Centurion®

手術顕微鏡:ZEISS LUMERA700

手術顕微鏡:
ZEISS LUMERA700

高性能術中イメージガイダンス:Alcon ORA SYSTEMTM with VerifEyeTM lynk

高性能術中イメージガイダンス:
Alcon ORA SYSTEM™ with VerifEye™ lynk

*水晶体再建術では眼内レンズを挿入しますが、保険適応の単焦点レンズと、非適応で自由診療となる多焦点レンズの2種類があります。

多焦点眼内レンズを用いた水晶体再建術

えの眼科クリニックは多焦点眼内レンズを用いた水晶体再建術(白内障手術)が可能です。

適応

通常の単焦点眼内レンズではピントの合う距離をあらかじめ決定する必要があります。
遠くにあわせた場合は、手元の文字やコンピューター画面を見るときには眼鏡をかける必要があります。逆に手元にあわせた場合は、日常生活には常に眼鏡が必要です。
なるべく眼鏡をかけたくない気持ちが強い方にお勧めなのが多焦点眼内レンズを用いた白内障手術です。
多焦点レンズは高額で、術後の見え方もやや特殊です。ご自分のライフスタイルに合うのか、術後満足度は高いか、適応は難しく、患者様ご自身ではわかりません。多焦点レンズは多種類あり、それぞれに特徴があります。医師とよく相談のうえ適応を決めていきましょう。
2020年4月から、それまで先進医療対象の多焦点レンズは選定医療対象となり、より身近な治療になりました。

価格

  選定医療 対象レンズ 選定医療 非対象レンズ(自由診療)
片眼 180,000~330,000円(税別) 370,000円~460,000円(税別)
両眼 740,000円~920,000円(税別)
  上記設定額を手術前にお支払いいただいたうえで、保険診療に相当する一部負担金を手術当日にお支払いいただきます。 手術に関して、上記以外の負担金はありません。

多焦点眼内レンズは多種類あり、その特徴も様々です。
医師や視能訓練士と相談のうえ、自分にあった多焦点レンズを選択しましょう。

画像:多焦点眼内レンズ

硝子体手術

テノン嚢下麻酔(白目から麻酔薬を注射する方法)にて硝子体手術を行っています。疾患によってかかる時間はまちまちですが、黄斑上膜や黄斑円孔では白内障手術と同時に行っても、30分程度で終了し、痛みの心配もありません。えの眼科クリニックでは小切開硝子体手術(Micro Incision Vitrectomy Surgery: MIVS)を採用しています。また、手術機器は最新のものをそろえています。

硝子体手術

使用機器

硝子体手術マシーン:Alcon Constellation®

硝子体手術マシーン:
Alcon Constellation®

広角観察システム:ZEISS RESIGHT

広角観察システム:ZEISS RESIGHT

手術顕微鏡:ZEISS LUMERA700

手術顕微鏡:ZEISS LUMERA700

緑内障手術

すべての緑内障手術はテノン嚢下麻酔(白目から麻酔薬を注射する方法)などにて行うことが可能です。線維柱帯切除術を含め、えの眼科クリニックではあらゆる術式が可能です。
低侵襲緑内障手術(Minimally Invasive Glaucoma Surgery: MIGS)を積極的にとりいれることで、毎日患者様の負担になっている点眼数を減らすことができる場合があります。えの眼科クリニックで可能なMIGSはiStent®、KAHOOK dual blade®、トラベクトームTM、スーチャーロトミーなどです。

内視鏡下涙管チューブ留置術

眼がしらの皮膚から麻酔をしたのち、直径1ミリ以下の細い涙道内視鏡を使用して、チューブを挿入します。えの眼科クリニックでは涙道内視鏡に加え、鼻内視鏡も使用し、検査にも使用しています。

涙道内視鏡ファイバースコープ

涙道内視鏡ファイバースコープ
カメラの先端は1mm以下

涙道内視鏡ファイバースコープ

留置されたチューブ

屈折矯正手術

えの眼科クリニックでは、屈折矯正手術としてICL(眼内コンタクトレンズ)手術をおこなっています。特に、高度近視の方や角膜が薄いなどLASIK適応外の方にお勧めしています。

画像:ICL(眼内コンタクトレンズ)

価格

  ICL ICL(乱視用)
片眼 320,000円(税別) 370,000円(税別)
両眼 640,000円(税別) 740,000円(税別)

手術前検査の2回目以降と手術後1か月間の診療代金は価格に含まれます。